雑念日記

愛する本たちとともに送る、雑念だらけの日々。
文学・小説を中心にした簡単なレビュー。(最近面倒なので更新は程ほどに)

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『水中都市・デンドロカカリヤ』 安部公房

安部公房の『水中都市・デンドロカカリヤ』という短編集を読み終えました。例えば、壁であったり箱男というような作品が非常に抽象的であるのに対して、こちらは社会を風刺する姿勢・態度といったものが幾分直接的にに描かれている印象です。

個人的に面白かったのは、『飢えた皮膚』、『空中楼閣』、『闖入者』、『ノアの方舟』といったあたりでしょうか。

特に『闖入者』。いまや無条件で是とされる民主主義の暴力を描いています。非常に直接的なのが残念なのですが、それでも非常に面白い。

なんとなく思い出しのが少年ジャンプです。小学校2年生から高校3年生まで毎週買っていました。ジャンプは、葉書投票というシステムで人気をさぐり、読者に人気のあるものが前のページに、そうでないものは後ろへいき機が熟すと「完」となっているようです。おかげさまで、好きな漫画たちは得てしてその傾向にあったことを覚えています。こよなく愛する幕張や珍遊記は違ったかもしれませんが、子供心に悲しい思いをしました。

これも民主主義の暴力というやつでしょうか。
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